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2023.08.16
全国で活躍する歯科衛生士インタビュー② 医療法人かがやき 食支援コーディネーター 合掌かおり様
現在エンパシティックライフでは、代表の宮本が尊敬する、全国で活躍する歯科衛生士の皆さんにインタビューを実施させていただいております。
今後このホームページで随時それらのインタビューを紹介させて頂こうと思っております。
歯科衛生士の皆様には参考になる内容となっておりますので是非最後までご覧ください。
宮本から合掌さんの紹介
尊敬する訪問歯科衛生士の先輩からご紹介いただき、知り合いました。
はじめてお会いした時から、合掌さんのお考えとバイタリティには、感動と尊敬の気持ちの連続です。
合掌さんは、どんな困難にも諦めずに立ち向かっていかれる勇者のような方です。
生き方そのものが、かっこいいです。
今後とも、ご指導よろしくお願いいたします。
合掌さん現在の役職・所属チーム紹介
医療法人かがやき
①在宅療養支援診療所 総合在宅医療クリニックの食支援コーディネーター、歯科衛生士
②相談支援事業所 かがやきマップの相談支援専門員
現職に就いたきっかけは何ですか?
親友が総合在宅医療クリニックに患者としてお世話になったのが今の職場と知り合ったきっかけです。
その後、勉強会の講師を頼まれ、口腔ケアの研修をしました。その時に、チームの一員として働きませんか?とお誘いいただきました。
合掌さんが考える理想の訪問歯科衛生士の仕事とはどんな仕事ですか?
まず、誠意を持って患者さんに向き合える「人」であること。本人や家族の食べることや口腔内の困りごとを、多職種と協力して解決・改善していける歯科衛生士。
合掌さんから見た、現状の訪問歯科衛生士業界の課題は何ですか?
歯科衛生業務として「口腔ケアをこなす」だけでは患者は改善しない。患者や家族や多職種の口腔衛生レジリエンスを高めるような歯科衛生活動が必要。
合掌さんの最近のイチオシの活動や取り組みを教えてください!
①「看取り期における穏やかな最期のための「緩和」と「きずな」の支援」
最終末期になっても、家族や他職種と一緒に口の中をきれいに楽にすることで、食べたい物や食べさせたいものを少し味わって笑顔になる。
生前からのグリーフケアを家族や他職種と一緒におこなっています。
たとえば、癌末期の動けない患者さんの口腔環境を整えて、家族と一緒に旅行に連れて行っておいしいものを味わっていただくのを支援したり。
②「障害児の0⇒1体験の支援」
障害児たちがいろいろな「初めての体験」をするのを支援しています。初めて○○する、○○できる時に出る笑顔は最高に輝いています。
全国の訪問歯科衛生士のみなさんへのメッセージ
患者やその家族が希望する在宅生活を安心して送れるように支援するのが私たちの仕事です。患者やその家族と深く関わり、いろんな職種と協力しながらできる訪問歯科衛生士の仕事は本当に楽しい。口腔の事だけに留まらず、いろいろな側面から患者さんを支援していけるよう、自己研鑽しながらがんばっていきましょう。
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